こちらは今年行われたイベント金曲大賞の舞台裏映像
完成されたステージとは別に舞台裏では素に近いアイドルの姿も見れて楽しいですね
一時間近くあるこの映像は中国だけではなく世界中の誰でも見て楽しむことができる
当初僕は中国では映像がすぐ流出するものだから渋々公開していると思ってましたが
最近になってシェア中国という分け与える社会全体の基盤があることに気づいたのです
映像や音楽を含む全てのモノは金を稼ぐために作り売るものだ。
当然ビジネスとしてはその通りなのですが僕らはそれを当たり前に無機質で動いていた
腹が減っている人に金銭を要求して料理を与えることは普通の市場なのだと思いますが
もし腹が減っている人にお金がなければ、それは何もしなくていいという話にもなる
0か1かの単純な思考プログラムで考えると、IFの結果が単純なものになるのです
そこで無機質な思考ではなく、あらゆる想像という価値の中で彼女たちを見てみると
世界がつながるためにある一つの未来像が見えてくるのです。
中国でグローバルを目指すってめちゃくちゃ大変だし相当な覚悟も必要だと思います
以前からSNH48の運営システムは一番グローバル基準に近いと僕は提言しました
世界に資金を動かす企業の社長や投資家たちなどは皆知っていると思うのですが
皆さんは数年前に世界サミットで作られたSDGsというプロジェクトを御存知だろうか?
そこには、これからの世界を動かす17の目標などが記載されています
まずは、その中から以下にSNH48がSDGsに当てはまる項目を見てみようと思う。
1.【貧困者に希望を与える対策】
アイドルとして初めて世界中の誰もが視聴できる無料公演配信に挑む
2.【飢餓をゼロに】
少女たちへ宿舎や食事の提供をするだけでなく、生きていく学びや考え方の意識を促す。
3.【全ての人へ健康と福祉を】
歌やダンスレッスン、恋愛禁止などを通じて少女たちに健全な環境と成長を促す
5.【ジェンダーの平等を実現】
仲の良い同性を蔑視せずパートナーという言葉で表現し公開。女性と女児の安全性を高める
8.【働きがいのある社会と経済成長】
包摂的かつ持続可能な社会基盤。愛国心や雇用体制など生産性のある国民アイドルを目指す
9.【産業と技術の基盤】
映像会社の設立等、メディアへの積極的投資で強靭なインフラ作りと技術革新を高める
10.【人や国の不平等をなくす、平和と公正】
ネット上にある世界中の様々な個人の発言や想像に配慮して取り組み実践する
13~15.【環境活動への対策】
犬や猫、パンダなどの生物保護や環境活動のアンバサダーとしてSNSを用いて国内外へ発信
17.【パートナーシップで目標を達成させること】
世界のクリエイター、企業を招き入れるなど、グローバルなパートナーシップ関係を模索中
以上のことからSNH48は「SDGs17の項目」の過半数を定めていると言えるだろう
地球上の「誰一人も取り残さない(leave no one behind)」の達成に必要なことは何か
大切なのは国の大まかな政策活動ではなく人間や企業の取り組みを様々な人に伝えること
そのためにはミクロ経済よりも更に深い「個人が抱く想像の尊重」が不可欠であると思う
100円玉を握る子供から投資家の大人。大統領やホームレスも関係なく同じ映像を見る
社会的立場を無しにした最終的な意思決定。人間一人の考えに基づく動きが重要である
悪そうな人間が実はワンピースを読んで感動しているかもしれないのは誰にもわからない
逆に穏やかで弱そうな人間がネットで誹謗中傷を続けていたりするのも誰にもわからない
あのスマホの中にはどのようなアプリが入っていて何をしているのかも誰にもわからない
この先、社会的な関係性が希薄になり見えない個人の想像価値が高まってゆくだろうと思う
国や企業様々な対立がありますが。ただファン同士の仲って意外と平和だったりします
ここにSDGsの基礎となる個人の想像というヒントが隠されているものだと思います
脳から指先に1秒で伝わった反応がダイレクトに伝送し合うのが相互情報の社会
そのような社会的行為が当たり前とされる中で、今考えなければならない事とは
車で旅することの贅沢さや、コーヒーの一杯に感謝をする時代がやがて来るということ
時には照明の「電気を止められること」も起こる可能性があるのも意識しなければならない
エンターテイメント作りもまたグローバルで生き抜くヒントを掴めないとガラパゴス
ジャパンプレミアムを作ってきた歴史も、国内では限界値なのが家電に現れてます
国際機関や政治が働くことではなく一人一人が考えて取り組むことで社会や世界は変えられる
SDGsの本質として可視化されたものとして、一番近い部分がここにあるのだと僕は思う
日中韓、どこのバランスに偏ってもならない。その先にはアジアと欧州全域の姿がある
やがてくる未来とは、誰もが情報を選んで捨てる社会。
個人レベルとして他の活動は見てないし探してもいないし見つけてもいないのです。
なぜならエンターテイメントがなくても人間は生きられるからです。
そのうえで何が正直に動いているかを感じるには、見える情報のみが伝わるということ