アイドルは黒髪でなくてはいけない。 この業界のルールとは誰かが決めたことだ
日本人を含む多くのアジア人は金髪が似合わない。欧米人もきっとそう思うだろう
もちろん僕も長年そう思っていたので、アイドルの黒髪主義に異論はない。
しかしこの世の中でそれを覆すような少女が、もし現れたならどうするだろう?
あの子はなぜ髪を染めたかったのか。あの子はなぜ髪を切りたいと思ったのか
自分の身体に傷を付けてまでピアスやタトゥーを入れる思いとはなにか
輝きながら割れやすいクリスタルの中に潜む少女たちの中にその答えはある
「孤独な少女が何かを見せたい思い」
メイクや服装、髪型などはリセットできる保守的な日本ならではの習慣だ
嫌われるか、好かれるか。そんな賭けは世界の誰かにとって簡単な決断だった
歌が好きだった少女は、エンタメの世界で目立つためにその姿を変えた。
夢を掴むには、少しの勇気で世界を変えなきゃだめなんだよ。
刘增艳と見せる紙吹雪ステージ。 彼女たちを支える劇場もまた孤独に進化する
48が残したもの。それは美女や美少女以外の少女たちが生きる姿
布団に隠れる姿は彼女が安心して自分をさらけ出す気持ちになれる理由の初動
初めて見た君は自信なさげに地面を見つめていた。出会いとはいつもそうである
女性であり自分らしく生きる。中国が生んだ二人の個性。その「孤独」とは才能だ
クールな宁轲と見せる、可愛く美しくカッコよさを伝える
何故あざとく彼女たちが生きるのか。金を稼げと大人たちに言われたエンタメの世界
日本ではなく世界のアイドルとして見せる人間や女性たちの姿
イコラブより早く多くの女性ファンたちを抱えたグループがSNH48である
そこにあるジェンダーの世界。共感とは大衆が示す鏡である。
野生狼のような目をしていた二人も最近は上海のチームに溶け込んでいるようだ
平安。そこに文化の進みゆく道や発展がある
SNH48には日本のアイドルでは見れないような逸材がたまに現れる。
どうでもいいという感情の裏で見逃したらもう彼女たちはいないのも真理
デビュー当時の黒髪は普通の地味な少女なのですが
それはそれで可愛いのですが、世界の美容が彼女たちに変化を与える
女性たちにある普通の生活で何の共感を生むのか
綺麗になりたい、服が欲しい。カラコンや靴も。ブリーチではなく美容院
日本の少女だけではなく、世界の女性たちが望んでいることがここにある
10年を前にして廃墟感を知っている。このアイドルグループとは何なんだ
逸材と孤独。歴代の先輩たちと歌う姿はこの花の命が儚く美しいことを伝える
誰かに知られず咲く花があり。僕らはそれが好きで、それは幻の鏡の位置を知らせる
金を得て何でもできると思ったその先にはただ人間との間に虚しさしかなかったのだ
情報を捨てた人間が見上げた空や鳥たちの姿は。生きて探す五感が研ぎ澄まされる。
ただ思うのは、この感情をこの世界に残すべきか、捨てるべきか。それもまた48の世界だ
今日もアイドルを美しく躾けているつもりの誰かは自画自賛の文字を送りつける
自分のその姿を鏡で見れないままに。だがそれを黙って包み込むのがアイドルの姿
君たちの親でも知っている。「何も言わずに支える心の強さ」それが究極の愛なのだ。
北京の崖で小さく咲いていた花を摘んで上海の劇場に飾った芸能の世界がある
言葉は違うが同じ意味がある。 风花雪月と花鳥風月 沈むべく小さな愛が示す意味