次々と新公演を立ち上げる中国上海のアイドルグループSNH48
世界へ隔たりなく聴かせるオリジナル曲の数々はすでに本家であるAKB48をも凌ぐ勢いだ
今回は一期生たちが切り開いたグループの顔でもあるチームSIIの新公演が発表された
最後の砦でありレジェンドたちの思いを受け継ぐ、ステージのエリート集団たち
楽曲は日中韓のみならず米国クリエーターも招いて作られた
日本からはDogP、並木瑠璃
米国からはSara Laddomada、Danilip Galenda.
韓国からは10Years、Lua
また、ShuuKaRen「LOVE YOUR LIFE」を制作したPhil Schwanも参加
日本ならJ-POP、韓国ならK-POP、米国ならJAZZやR&B。そんな定義がある
パクリと揶揄されたグループが世界のクリエーターと手を組み「本物の音楽」を伝える
ROCKもCLASSICも現代音楽のルーツはその昔、誰かが夢をつなげて広げたものだ
彼らは音楽を作りながらその意味を知っている。だから音に積極的であり音に謙虚なのだ
それらを理解できないことは怖い。恐怖で人間は見えない幽霊や幻を排除することを試みる
「アイドルとは人を映す鏡である」想像の中でつながる世界とは何か。 わかりやすく言うと
ネットに書き込んでいる君の姿が見えるように画面の電源を一瞬消すことをお勧めする
幻镜の中にいる彼女たちが無言で伝えることは社会の縮図や君自身を意味するだろう
互いは光で輝き闇で消える
新公演の制作に集まったクリエーターたちのインタビュー映像はこちら
集団心理で誰かが正義を振りかざす環境。表向きに出せない言葉もあるはずだ
中国という場所に一歩踏み出して様々な人種がエンタメを開拓しようとする新しい試み
「個人の想像」が国境や社会の壁を超えた一つの意識を作ることができる
僕もまた中国に対して興味あるわけでもニュース見て特に好きでもなかった一人だ
SNH48の誕生で新しい時代がやってきたように思えたのは8年前のことだった
グローバルを目指すその姿は時に恐ろしく斬新でありワクワクするほど面白い
この感情はきっと何かに縛られた身体ではなく人間としての自分なのだろう
竹のようにしなやかに舞う姿、墨と筆が織りなす漢字のルーツ「書」の世界。
白い肌に浮き上がる美しい紅の色。また一歩、独自の世界が生まれようとしている
メンバーインタビュー、一期生に変わりチームSIIキャプテンとなった段艺璇
人に元気を与え笑顔にさせる個性、ステージでは抜群のパフォーマンスを見せる